「”ものづくり力”交流フェア2019」で、弊社代表が講演
2019年2月8日(金)~9日(土)に、富士市産業交流展示場 ふじさんめっせで開催された「”ものづくり力”交流フェア2019」。土曜日の「ものづくり講演会」で、弊社代表の和久田が「日本のものづくりを次の世代に」と題し、講演を行いました。
当日はあいにくの雨模様。しかも、10:15スタートという早い時間からの講演で、参加者の出足が危ぶまれましたが、心配は無用、大変多くの方にお集まりいただきました。
和久田が、「日本のものづくりを次の世代に」をテーマにしたのには理由があります。日本のものづくりの根幹が崩れてきているのではないかという危惧、そして、若い方たちの製造現場離れという、中小企業にとっての危機感があるためです。
世界中から高品質で安全安心といわれてきた日本の製品が今、信用を落としつつあることは憂慮すべきこと。時短、コストカットの大合唱により、効率化が最優先され、品質管理にしわ寄せがきているのかもしれません。強引な時間短縮は、丁寧な打合せ、丁寧なものづくり、丁寧な教育、丁寧な対応がカットされ、質の管理も人の管理もできない状態に陥ります。短納期に追われて疲れ切っている現場は、魅力的とは言い難く、人員確保ができなければ未来はありません。
だからこそ、中小企業の経営者は、リーダーシップの旗とフォロワ-シップの旗を、両方ともしっかりと振りながら、若い方たちにものづくりの本当の面白さと技術の大切さやmade in japanのプライドを、丁寧に教えていく必要があると考えます。
今回の講演では、質疑応答を含めて60分間の時間をいただき、こうした製造現場の危機感をどうバネにして未来志向にしていくか、ものづくり企業が集結する富士市だからこそできることがあるのではないか、というお話をしました。
これまで築いてきた「メイドインジャパン」という品質の高さと信頼性は、日本のブランド品質として、もっともっと武器になるはず。その力を、ここ富士市から発信できるよう、ダイワ・エム・ティはこれからも努力を重ねていく所存です。
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