インターンシップ生を迎えてスマホスタンド製作体験

ダイワ・エム・ティでは、県内の高校生を対象としたインターンシップ（就業体験）制度に積極的に協力しています。2022年8月31日、9月1，2日の3日間、今年も富士市立高校の生徒さん3名を迎え、製作実習を体験していただきました。

富士市立高校のビジネス探求科では、「企業研究」の科目の学びの一環として、富士市内の企業と仕事を通じて自分自身の将来の生き方や働く意識を考えること、ひいては富士市で働く意欲を高めることを目的に、毎年インターンシップを行っています。

当社では、「人材育成委員会」を中心に実施内容を計画し、モノづくり体験（実習）の題材では、「スマホスタンド」を課題に、以下のスケジュールでインターンシップを実施しました。

■初日（8/31）
・朝礼参加・説明・各部署工場めぐり
・各部署の業務内容説明
・スマホスタンド製作体験①（イメージ図の作成、素材仕上げ、製作）

それぞれが個性的なスマホスタンドのイメージ図を作ってくれました。これは完成が楽しみ！

インターンシップ生が描いたスマホスタンドのイメージ

■2日目（9/1）
・スマホスタンド製作体験②（塗装準備・マスキング、塗装、組み付け）

　

　

■3日目（9/2）
・スマホスタンド製作体験③（残工事、品評会、プレゼン体験）
・まとめ・振り返り・評価面談

インターンシップ生それぞれの完成品が、こちらです！

　

　

　

どうですか、この完成度！！　
アイデアも素晴らしく、初めてのものづくり体験とは思えないほどの出来栄えです。

デザイン上のアイデアや、工夫した点などを、それぞれ発表してもらいました。「人に伝える」という体験です。

　

　

インターンシップを体験した3人からは、

• 参加するまで工場でどんなことをしているのか知らなかった
• ものづくりについて何も知らなかったが、体験を通して多くのことが学べた
• CADを使うと、手書きとは比べ物にならないほど早く設計図が書けることに驚いた
• 社員の人たちがとても明るくて優しい人ばかりで、楽しい会社。コミュニケーション力が大事だと改めて感じた
• 自分でデザインしたものを自分の手で作ること、完成したことが嬉しかった。ものづくりの楽しさも大変さも体験できた
• 設計図の段階では簡単にできそうに思えたが、実際はそうではなかった。身の回りのものもこうやってたくさんの時間をかけて創られたのだと分かり、その大切さに気付けた

など、感想をいただきました。

指導した社員にとっても、

• 個々のオリジナリティーを出してもらいたいと思いスマホスタンドを課題にした。中でも『太鼓の達人スタンド』は、秀逸！ その発想力に驚かされた
• 我々の発想を超えるデザインに驚いた。高校生の斬新な考えに対応する力がこちら側にも必要になってくる。頭を回転させるよい機会になった
• 初めて手にする素材や道具を使って製作を進める中、会話や表情からものづくりを楽しんでいる様子がうかがえた。よい体験になってくれたら嬉しい
• 自分の設計したものが形になる喜びを感じてもらえてよかった

と、インターンシップが非常に刺激的な時間になったようです。

3人とも体験したことのない課題を、戸惑いながらも一生懸命、でも楽しそうに取り組んでくれました。社会人になった自分をイメージしながら、実際の会社の中でモノづくりを体験する、そんな就業体験が、彼らの将来の光となり道を照らしてくれることを願っています。

***会社見学会実施中***

ダイワMTでは、学生さんを対象に会社見学会を実施中です。
平日（月～金）9時～17時。中・高・大学生・専門学校生・保護者の皆さまに、ものづくりの現場や当社のリアルを実際に見ていただける機会です。
希望される方は、こちらからお申し込みください。
皆さまのご来社を、お待ちしています！