Diawa MT Experts
社員紹介
製造第2部 VAC担当 本木
製造第2部でVAC型を担当する本木です。
新卒で入社し、2013年で5年目です。
VAC型、木目込み型や圧着型など、特殊な型の製造設備を担当しています。
他社にはない特殊型対応設備
VAC(バキューム)型とは、いわゆる真空成形のことです。
たとえば自動車内装部品でいえば、高級車のドア内側に張る素材(表皮)の質感や微妙な風合いを出すためなどに使われます。高級感を出すためのしぼ模様を潰すことなく玉成すること、量産設備としての耐久性を兼ね備えること、その調整には、細心の注意を払っています。
微妙な風合いが決め手になるので、クライアントのニュアンスを的確にくみ取り、工夫を重ねて対応することで、信頼関係を構築しています。
鉛筆よりもバットを持っている時間の方が長かった
小学校の頃は、図工が大好きで、よくいろいろなものを作っていました。
高学年になると自動車への興味がわいて、かっこいい車に目が釘付け。特にパーツなどの形状に興味シンシンでした。
中学~高校時代は、野球に没頭し、東海大学付属翔洋高等学校では、 甲子園のマウンドを踏ませてもらいました。
就職にあたっては、やはり自分が好きな自動車に関わる仕事を選びたかったこと、地元で就職をしたかったことから、地元の企業をいくつか訪問をしました。
「鉛筆よりもバット」を持っている時間の方が長かったので、就活には不安もありましたが、アットホームな会社内の雰囲気と、モノづくりの現場と実績を見て、ダイワ・エム・ティにお世話になることを決めました。
実際に風通しもチームワークも良く、とても居心地の良い職場環境です。
次世代型を先駆ける喜び
手がけるものは、たいていが次世代型や新型プロジェクトにかかわる、 型や製造機械です。その時は全貌がわからないことがほとんどですが、 自分たちが作った方や機械で、製品が生み出され世の中に出回るのをみると、すごく嬉しくなります。仕事にやりがいが持てます。
入社して初めて関わった仕事は、ある国産乗用車、それも高級車の内装部品の型でした。その車のTVCMが流れ、実際に街で走っているのを見た時の 「やった!」という感動は、今でも忘れられない強い思いです。
創業100周年を超えて
若輩の自分が、このような経験をさせてもらえるのも、それまで職人技を磨いて継承してこられた諸先輩が、築いてきた信頼があってこそです。時代のニーズにより、クライアントの期待や要望も、多岐にわたります。お客様のリクエストを形にして納めるのが僕たちの仕事。
プロフェッショナルのプライドを持ち、これからも常に変化するデザインや仕様に対応できる技術を磨いていきたいと思っています。創業100周年を超えて、これからも、後輩たちにはモノづくりの楽しさ、喜びを体感できるよう、自分ももっともっと経験を積んで指導していきたいです。
2013年7月取材