製造部全員がオーナメントづくりに挑戦!Part2 ~第3回技術コンテスト2020開催~
当社では、100年という時代を経て培われたダイワの技術力を、長く継承していくことを前提に、まずは一人ひとりが基礎技術をしっかりと身につけること、その技術を戦力として高めていくことを目的として、社員を対象とした様々な技術力向上プログラムを実施しています。
ものづくり技能塾特別編(8時間×2日)の課題となった、クリスマスツリー型オーナメント作成。2日目は、技術コンテストに出品できるよう、完成までこぎつけることが目標です!
より細かな仕様が提示されました。オーナメントは、それぞれの角をRに仕上げます。
前回、ノミで削り出す作業に思いのほかてこずったメンバーが多かったのですが、今日はかなりきっちりと修正してきた様子がうかがえました。やればできる工場男子たち!!
塾長の佐藤は、一人ひとりの作業状況を見守りつつ、必要に応じて具体的に指示をしていきます。
ようやく、形になってきました!
しかし、無情にも時間は刻々と過ぎていきます。この日には完成できなかった社員も多く、仕事の合間を見ながら、11月末までには完成させて、全作品を技能コンテストに出品する予定です。そして、12月早々に展示・評価を行い、塗装を施したのちに、小さなライトをつけてクリスマス装飾として社内に飾る予定です。
今回、初めてハンドワークで木型を作った社員も多く、新鮮な体験だったという感想が多く寄せられました。ベテラン社員は、久しぶりの挑戦となり、モノづくりの楽しさ、原点を思い出したという声も聞かれました。
ものづくり技能塾講師の佐藤からは、「個人の持っている品質に対しての思いが、課題の品質に出ていると思った。例えば買い物をするときに高品質な物を欲しがる人は、自分が作る物にも品質を求める傾向があると感じた」と、非常にユニークな視点での感想を述べています。ものづくりは、個人の感性や技量が大きく反映されるものだと、あらためて気づく機会となりました。
コンテストの評価はこれからですが、製造業は技術の継承が常に課題です。当社も、昔の木型製作のように1~10までのすべてが手作業ということはありませんが、そもそもの作りこみ方や考え方を学ぶために、手作業で行うプロセスを学ぶことは絶対に必要なプログラムだと考えています。また、仕上げの美しさも、当社が誇る「Daiwaクオリティ」にこだわり続けたい! 全社員がmade in daiwaの製品作りを身につけて欲しいので、今後も基礎技術にフォーカスした技術コンテストを継続していきます
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